航空自衛隊御前崎分屯基地の公式キャラクターとして誕生した「おまねこ」に関するある市議の発言が炎上しているようです。
「おまねこ」は、2024年12月20日に発売された防衛省の月刊誌『MAMOR』の表紙に起用され話題になっていました。
今回は「おまねこ」が炎上した理由や世間の声、また「おまねこ」が生まれた背景や作者についても見ていきます。
おまねこの炎上はなぜ?
おまねこが炎上した経緯を見ていきます。
①おまねこが防衛省の月刊誌に起用
「おまねこ」は、2024年12月20日に発売された防衛省の月刊誌『MAMOR』の表紙に起用されました。
防衛省の公式Xでも告知されていました。
おまねこはSNSを中心に人気があり、それを受けての今回の起用だったと思われます。
②名護市議会議員の発言
防衛省の公式Xでの投稿を引用し、沖縄県名護市の多嘉山侑三議員がXで「気持ち悪い」と発言しました。
おまねこのキャラクター名やデザインが女性の尊厳を著しく損なうと批判の声をあげました。
また、「おまねこ」はオスであり名前の由来は御前崎だというコメントに対しても反論しています。
キャラクターのデザイン自体が女性を性的に消費する前提での発想だと声をあげています。
③【炎上】世間の声
多嘉山侑三議員の発言に多くの賛否の声が出ています。
いやー、今回のはあの沖縄の議員さんがおかしかったと思いますけどねぇ… 「おまねこ」って名前で女性器を連想しないでしょ大人なら…
自分がそう感じてるから他の人もそうだって辞めたほうがいいですよ。
御前崎の猫だから「おまねこ」って言うんだよ。 頭の中、ピンクな間抜けな人達へ。
おまねこ、ただの可愛いケモキャラの認識だったんだけど、なんか物凄く叩かれてて悲しくなる
ゆーておまねこ君は結構ギリギリなデザインだと思うよ。わざわざオスだと強調したり。
おまねこの由来は「御前崎」!
「おまねこ」は、御前崎で語り継がれる「猫塚・ねずみ塚」の伝承に基づいています。
その昔、御前崎の遍照院という寺を、旅の僧が訪ねてきた。
住職はこの僧を堂内に泊めたが、3日後の夜、本堂(あるいは本堂の屋根裏)で何者かが激しく争う物音が聞こえた。住職と村人が本堂を覗くと、大ねずみと遍照院で飼われていた猫、隣家で飼われていた猫が息絶えていた。
旅の僧は実は大ねずみの妖怪で、隙を見て住職を喰らおうとしていたところ猫たちに正体を見抜かれ、退治されたのだった。
かつて波間を漂っていた身を拾い上げ、育ててくれた恩に報いようと命を賭して我が身を守ってくれた猫を、住職は懇ろに弔い塚を建てた。
大ねずみの亡骸は海岸にうち捨てられていたが、後にねずみが住職の夢枕に立ち「今後は改心し、海の安全と大漁を約束する」と告げたため改めて埋葬され、こちらも塚が建てられた。
この言い伝えの猫がモチーフとなったのが「おまねこ」で、ねずみが「ハム・チュンチュン」です。
おまねことハム・チュンチュンは、2023年8月1日付で御前崎分屯基地から転出しています。
おまねこのキャラクター設定
モチーフ 御前崎市観光名所「猫塚」
性別 オス
一人称 ぼく
身長 176cm、あるいは40m
得意 運動
苦手 水
まとめ
「おまねこ」の炎上について見ていきました。
『MAMOR』の表紙に起用されたことで賛否の声が多く出ています。
人気のキャラクターで炎上は残念ですが、今回の話題で初めて知ったという声も多く認知度は高まったようです。
今後の動向に注目していきたいです。