【パリ五輪】リネールが卑怯だと言われる理由!乱闘寸前騒ぎ、疑惑のルーレット抽選!

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パリ五輪・柔道男子100キロ超級で金メダルを獲得したフランスのテディ・リネール選手ですが、「フランスの英雄」と称えられる一方で「卑怯」だとも言われています。

リネール選手のどのようなところが卑怯なのでしょうか。

そこで、リネール選手が卑怯だと言われるパリ五輪のシーンや過去のエピソードを見ていきます。

目次
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【パリ五輪】リネールが卑怯だと言われる理由!

【動画】トゥシシビリと乱闘寸前

リネール選手は、準々決勝で対戦したトゥシシビリ選手と、勝敗決着後にお互いを挑発し合い乱闘寸前となる場面がありました。

事の一連の流れはこのようなものでした。

① リネール選手が足技をかけ、トゥシシビリ選手の上に覆いかぶさる形で両選手が畳の上に倒れ込む。

② この間、リネール選手が審判の「一本」の判定を目で追いながら、左手でトゥシシビリ選手の道着の襟元をつかんだまま上から押さえつる。  

③ 立ち上がったリネール選手の身体を、トゥシシビリ選手が足で払いのけようと持ち上げて倒す。
さらにリネール選手に詰め寄り、何か言葉を発する。

④ 立ち去ろうとするトゥシシビリ選手に、今度はリネール選手が寝転んだ体勢のままその足をつかもうとする。

⑤ トゥシシビリ選手が振り返って両脚でリネール選手を押し倒す。

⑥ トゥシシビリ選手は反則負けの裁定。

Xより

これによりトゥシシビリ選手は、敗者復活戦に出られなくなり、混合団体戦にも出場できませんでした

もちろん、蹴り倒したトゥシシビリ選手が悪いですが、事の発端となった行為を行ったのはリネール選手であり、「卑怯だ」と言われました。

また、トゥシシビリ選手には反則負けの裁定があったにも関わらず、リネール選手はお咎めなしだったことにも批判の声が集まりました。

ルーレット抽選に疑念

混合団体の決勝戦で日本と対戦した際に、代表戦を決めるデジタルルーレットによる抽選が行われましたが、これに疑念の声があがっています。

https://twitter.com/AkhalTeke_777/status/1819639786292105614

ルーレットの結果、90キロ超級に決まり斉藤立選手VSリネール選手というフランスに最も有利な結果となりました。

中には、ルーレットが止まる前からリネール選手が対戦する気満々に見えるといった声もありました。

パリ五輪の柔道では終始、審判の判定に疑念が持たれていたこともあり、このルーレットについても公平性が疑われる事になりました。

【パリ五輪】リネールを蹴り倒したトゥシシビリのその後

準々決勝でリネール選手と対戦し乱闘寸前となったトゥシシビリ選手は、国際柔道連盟による処分が下っています。

国際柔道連盟がトゥシシビリ選手に下した決定は以下の通りです。

・グラム・トゥシシビリはパリ五輪の個人戦出場停止となり、敗者復活戦の出場は認められない。
・8月3日に開催の(五輪柔道)団体戦への出場を停止。
・グラム・トゥシシビリは、IJFが最終決定を下すまで、いかなる国際柔道大会への出場も停止される。
・何が起こったのかを明らかにするため、さらなる調査が行われる。

パリ五輪のみならず、今後の国際柔道大会への出場も停止されました。

Xより

トゥシシビリ選手については、今回だけでなく2019年に東京・日本武道館で開催された世界選手権でも倒れた相手選手の頭部に蹴りを入れ、問題になっていたこともありました。

今後、さらなる調査が行われるとのことで、リネール選手の行為についてもしっかりと判断してもらいたいです。

【パリ五輪】永山竜樹の誤審疑惑の審判は誰?の記事はこちら!

リネールは過去の大会でも卑怯と言われていた!

リネール選手は、リオデジャネイロ五輪でも卑怯だと言われる戦い方をしたことがあります。

柔道男子100キロ超級決勝で、原沢久喜選手との試合において開始から1分ほどで、原沢選手が2度の指導を取られるとリネール選手は戦わず徹底的に逃げ回る戦術をとったのです。

リオ五輪の当時は反則ポイントが1つでも多い方が負けとなるルールだった

Xより

リネール選手は、まともに組み合うこともせず、ほとんど技を出させないまま、結果、金メダルを獲得しました。

ルールいはんではないものの、この戦術に「卑怯だ」「柔道ではない」といった批判があがりました。

リネールのプロフィール

リネール選手のプロフィールがこちらです。

名前   テディ・リネール
生年月日 1989年4月7日
年齢   35歳(2024年時点)
出身   フランス・ポワンタピートル
身長   204cm
体重   150kg
得意技  大外刈、内股、隅返
所属   パリ・サンジェルマン

Teddy Riner • Instagram

リネール選手は、フランスの海外県グアドループのポワンタピートルに生まれ、その後フランスに移り5歳の時に柔道を始めました

その他にも陸上競技、水泳、ゴルフ、バスケットボール、サッカー、スカッシュなど多くのスポーツを経験します。

大会に出場する年齢になると、他のスポーツをやめ柔道に専念するようになったそうです。

14歳になると、フランスの指定強化選手に選ばれ、2007年の世界選手権で18歳5ヵ月という史上最年少で優勝を果たしました。

2008年の北京オリンピックでは銅メダルを獲得し、その後も数々の大会で優秀な成績を収めました。

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まとめ

リネール選手が卑怯だと言われる理由について見ていきました。

パリ五輪においては、対戦相手の選手とよもや乱闘となるような行為がありました。

日本の礼儀や精神を大切にする柔道と違い、海外においてはスポーツという認識が強いため、「卑怯」と捉えられるのかもしれません。

ルーレット抽選や審判の公平性など、多くの疑惑が持たれる大会になり、今後見直されることを願いたいですね。

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